亡くなった兄と同じ年の瑠璃は、高校3年の夏を迎えていた。 ――その頃、るりのノートには学校を傷つける落書きが。 ――それは瑠璃には身に覚えのない出来事だったが、それは試験を控えた瑠璃の進路を脅かすには十分以上の罠だった……。 もっと..